原付で旅に出て3日目を迎えました。
一日目:京都から岐阜県
二日目:岐阜から富山
★三日目:富山から福井
今回は富山から福井までの道のりの記録を書いていきます。
今回の旅の中では一番走り易くて楽勝な道のりでした。
富山城観光
とりあえずホテルのチェックアウトを終えてバイクを取りに来ます。
天気は曇りって感じですが、前日の大雨に比べれば雲泥の差ってやつです。
ホテルは富山駅前のアルファーホテルに泊まっていて、そこからバイクで10分かからないくらいで目的の富山城へ行けます。
富山城に併設さてているパーキングはバイクOKなのでそこへ止めました。
富山のパーキングってバイクOKのとこが多いイメージでした。
富山城の印象は
公園って感じです。笑
お城がメインていうより公園の中にお城があるって感じで街に溶け込んでいます。
いざ入場券を購入して見学をしてきました。
中は資料館になっていて富山城のことをあまりしなかったのですが、いい勉強になりました。30半ばで知っても自己満にしかならん知識ですがね。笑い
北陸へいくと私のイメージでは上杉謙信の上杉家って感じだったんですが、現地からしたら前田家がメインなんですね。
せっかく富山に行ったら行っといたほうが良い観光地でした。
天気も微妙な感じで10時半くらいだったので富山観光はこれだけにして、次の目的地へ向かいます。
富山から金沢へ
とりあえず宿泊地は福井と決めていたので、その道中にある石川県でランチをしようと思い金沢方面へナビをセットして出発です。
金沢で昼ご飯を食べようと思ったんですが、混んでる気がしたので金沢のお隣の小松店へ行くことに決めました。
到着予定時刻は13時半だったので休憩はあんまり取れないなって感じでした。
季節的にでっかいスイカがあちこちで売ってました。あんまりイメージなかったけど北陸ってお米だけじゃなくてスイカも有名っぽいですね。
田んぼの広さに圧巻でした。見渡す限り田んぼで、行っても行っても田んぼって感じの道がたくさんありました。
始めの方は農道がメインの道を走行しますが、後半はけっこうな山を走行する感じになりました。
山の天気は変わりやすいという言葉がある通りスコールような雨に打たれちゃいました。山道の雨は見にくいし滑りやすいから嫌いだわ~。
山道を進んで少し開けてきたなーって思ったら金沢大学の横に出てきました。
国立大学ということもあり大きなキャンパスでした。
そこから信号も多くなるので、ボチボチ行こかーんって感じで小松市まで行きました。
小松のイオンの前にある回転すしでランチです。
到着時間は13:00くらいでしたが一人でカウンターなのですんなり入ることが出来ました。金沢市内の店舗だったら一時間くらい待つんだと思います。
そこそこ頼んでお会計は3,000円ちょいだったと思います。プチ贅沢って感じのお昼を食べて福井県へ向け再出発です。
金沢から福井の途中の温泉街へ
金沢~福井の間には温泉街がけっこうあります。
旅も終盤になり少し疲れも溜まってきたので温泉の標識に誘われるように寄り道をしようと思い少し検索です。
石川県には有名な温泉があります。
・山代温泉
・山中温泉
・和倉温泉
などなどたくさんの有名温泉があります。
そんな中で日帰り温泉に入れて良い感じっぽいところを調べて向かったのが
『加賀片山津温泉 佳水郷』というホテルに行きました。
かなり立派なホテルで高級ホテルって感じでした。
入口にはホテルの方がいて宿泊ですかって声をかけてくれました。
日帰り温泉です!って伝えたら、少し雑に案内されました。笑
宿泊以外は客じゃないのかよ~。たしかに支払う金額は違いますが。。笑
気を取り直して受付で支払いをして浴槽へ行きさっぱりです。
浴槽は広めの湖が見える内風呂が一つと露天風呂が一つの計2つありました。
目の前に湖があり景色は良かったです。なんていう湖かは知りません。笑
平日の昼ということもありガラガラで最高にリフレッシュして最終目的地の福井へ行くのでした。
最終目的地に福井へ
京都を出発して『滋賀』→『岐阜』→『富山』→『福井』と来ました。
最終目的地へ入る瞬間がいつも一人旅の時に一番うれしい瞬間です。うれしいと同時に寂しい瞬間でもあります。
福井市内へ行ってみて今日の宿泊地を決めないといけません。
福井県はけっこう大きなバイパスが走っていて非常に走りやすい道になっています。
敷地の広い店舗も多くなんだかんだ車さえあれば住みやすそうな町ってイメージです。
市内へ近づくほど街並みは古くなっていく感じでした。市街地より郊外へ住む人も多くなってきて新しい店舗が多いためでしょうね。
福井城跡へ行こうかと思ったんですが県庁になっていただけなので前を通り過ぎました。
近くに柴田勝家ゆかりの神社があったのでそちらへ寄り道しました。
福井市内を整備した織田信長の家臣ですね。
休憩がてらホテルを検索すると、福井駅周辺にはホテルの空きがないじゃないですか。。
本当は福井駅周辺で泊って明日は永平寺によって帰ろうと思っていたのですが、永平寺は諦めてとりあえず泊まれるところを探しました。
結果、武生というところのホテルが空いていました。
聞いたこともないけど、自宅のある京都へ近づくので良いかと軽い気持ちで予約をして時間も15:00を回っていたので向かいます。約一時間で到着するくらいの距離だったのでサクッとバイパスを走って向かいました。
あちゃ~。。思った以上に田舎でした。なんにも無い。
ただ駅前に大きな工場があったので、出張目的の宿泊者が泊まるためにホテルがあるのかなって感じでした。
駅前は寂しい。。
とりあえずシャワーを浴びて一休みです。
・・・
やってしまった。。
起きたら21:00前じゃにですか。
外は真っ暗です。
晩御飯どうしよう。福井名物のヨーロッパ軒に行こうと思っていたのに閉まっています。
とりあえず国道へ出て考えよう。。
だらだら20分くらい散策して結論はなんもない。笑。
ということで定食の鉄板の『やよい軒』で生姜焼き定食を食べて、隣にあったスーパーによって飲み物を買ったついでにお土産に羽二重餅を購入。
郷も疲れたからホテルに帰ってすぐに爆睡でした。
あとは自宅のある京都へ帰るだけ
今日は旅の終わりの日です。
明日からまた単調な仕事をする毎日のはじまりです。。
とはいえ疲れもピークになっていたので安全運転で暗くなる前には帰りたいので寄り道をせずにまっすぐ帰りました。
福井県の武生から京都までは2時間半くらいで到着します。距離にしたら80キロないくらいです。
この時点で感覚バグってますが、むっちゃ近いと思ってします。笑
普段なら二時間以上バイクに乗って出かけるのって遠いですし車の距離なんですけどね。
福井から滋賀県までの道のりは海沿いの景色の良い道を走っていきます。
ガラッガラの道の駅でとりあえずトイレ休憩です。
この日は少し肌寒くてこの時にレインコートを着用です。レインコートの防寒力にはいつも助けられます。
話はそれますが、原付とはいえライダーの端くれといて言えることはレインコートにはお金をかけた方が良いです。全然安物とは違います。私はYAMAHAのレインコートを使ってます。1万円くらいします。
滋賀県の湖西には湖西道路という元有料で今は無料のバイパスがあります。だがしかし原付は通れない区間が多いので私は湖岸道路を選択しました。
少し遠回りにはなりますが、そこまで急いでいるわけでもないですし琵琶湖沿いを走れるのでこの旅の最後にはちょうど良い道だなってことで走って帰ります。
写真は海じゃなくて琵琶湖です。関西人なら常識ですが、琵琶湖は想像を超えるくらいデカいです。
知らずに急に連れて来られたら海と普通に勘違いするくらいデカいです。滋賀県のほとんどが琵琶湖なんですから。
一周の長さは驚異の200キロです。デカすぎやろ。
そんな琵琶湖の横をのんびり走って山科を越えて最後の東山トンネルを抜ければ長くて短い旅の終わりです。
無事に京都へと帰ってきたのでした。
最後にこの旅の感想
マップに線を引いてみたら結構な距離を走ってました。笑
時間に余裕をもった旅だったので想像していたよりも辛くはなく楽しく旅をすることが出来ました。
今年で私は35歳になりました。
もう若者ではなくってしまっていますが、やりたいことは何歳になっても尽きないんですね。
体力的も年々落ちてきましたし、学生の時のように無限に感じた自由な時間も減ってきています。
ただ何かをしたい、やってみたい思いはちっとも減っています。
むしろ知識や経験値は増えましたし、金銭的に学生時代は諦めたことも出来るようになりました。
30代という体力も最後のピークで金銭的には多少余力の出た年齢の今が一番やりたいことが出来る時期なんじゃないかとまで思います。
なんだんかんだ40,50になっても好きに生きているとは思いますが。笑
この旅で何がしたくてやった訳ではないですが、自由に行き先を決めて旅をして達成する楽しみを十分に堪能できる原付旅になりました。
20代のころに考えていたのは30代にはハーレーで日本中旅することだったのに、ハーレーはアドレス110になって夢を叶えています。笑
大学時代に想像した自分とは違い遊んでばかりじゃお金持ちにはなってなかったか。笑
①京都から岐阜へ原付で行く『京都~岐阜~富山~福井』【原付3泊4日の一人旅】
②岐阜から富山へ原付で行く『京都~岐阜~富山~福井』【原付3泊4日の一人旅】
fin