原付(アドレス110)で四国一周を目指してみようと学生が考えるようなことを35歳になってチャレンジしてきました。
そんな旅も3日目に入りまして四国の名勝地の四万十川を目指して走っていきました。
四万十川って有名でテレビで見たことはありますが、自分の目で見たことが無かったので行ってみたいスポットの一つでした。
そんな四万十川のほとりで星空を見ながらキャンプしたら素敵やんって思って今回の旅のメインとしました。
ウキウキ気分で今日も出発です。
松山城の観光
9時くらいにチェックアウトしてホテルの近くにそびえる松山城を無視して次の目的地へ向かうことなんて出来ないでしょう。
それだけの存在感のあるお城です。
けっこうお城には行ってきましたが、その中でも上位クラスに好きになったお城でした。
迫力のあるお城で愛媛へ行ったら必ず立ち寄りたいスポットです。
ルートは二通りあって、ロープウェイで登るのか歩いて登るのかのパターンがあります。
ロープウェイ駅のあたりの駐車場は有料でロープウェイも有料です。
二ノ丸入園駐車場に停めたらなんと無料でした。
お城の入り口まで20分くらい歩くことになります。坂もそこまで急では無いのでのんびり歩いて行くにはちょうど良いくらいです。
松山市内を一望出来て大きなお城ということもあり見ごたえは十分でした。
宇和島へ
お昼ご飯を食べに宇和島へ向かうことにしました。
愛媛名物の鯛めしを食いに行くことに決めました。
宇和島は四国の西の街です。
松山市を後にしてしばらくは国道の大通りを走っていく感じでした。
大型のお店が多くあり交通量も結構多くて渋滞しているとこもありました。
後半は山道をのんびり走れば到着です。
周りは山と海でありけっこうポツンとある街って感じです。
街にはスーパーや飲食店もありそれなりに栄えている感じでした。
こちらの街も城下町です。
とりあえず有名店にお邪魔しました。
鯛めしを食べる
【ほづみ亭】
けっこうレトロな雰囲気で地元感のある佇まいです。
中に入ってみるとけっこう奥行きがって店は広めです。
店員さんも有名店特有のこなれた感じの対応でした。
もちろん注文は鯛めしです。
思った感じとは違い卵かけご飯に鯛をのせて食べる感じでした。
また食べたいなって思えるくらい美味しかったです。
松山市内にも鯛めしを食べれるお店がありますが、もっと高級な感じの店が多そうでした。
気軽に食べる鯛めしとしては良いお店だったと思います。
宇和島城へ立ち寄り
人生で宇和島へあと何回も来るわけではないので、せっかく来たからには少しくらい寄り道をと思い宇和島城へ行くことにしました。
小高い山の上にあるのでお城があることはけっこうどこからでも見えます。
お城の麓に駐輪場があるのでそちらにバイクを停めていきます。
山の上のお城なので今日はまた山登りです。
そこそこしんどい感じの山登りです。
登り切った先にあるのが宇和島城で今回の旅では大きなお城が続いたのでホッとする大きさのお城です。
宇和島周辺が見渡せるので景色は良いです。
サクッと見終わって麓に降りてきたらマクドナルドが近くにあったのでそちらで少し休憩です。
キャンプの食材をゲットだぜ
宇和島を出発すると本日のキャンプ予定地までの道のりにはスーパーが無いので宇和島にあるスーパーで晩御飯を買うことにしました。
晩御飯はお惣菜コーナーにあった生春巻きと牛肉を買ったので焼いて食べます。
テキトーにパパっと買い物を終わらせて次なる目的に出発です。
日平公園キャンプ場へ向かう
本日の宿泊地の日平公園キャンプ場へ向かいます。
こちらのキャンプ場は無料で開放されていて、しかもテントサイトが完備されてかつ水洗トイレも完備です。
有料のキャンプ場と変わりないくらい良いキャンプ場でした。
宇和島からの道中はひたすら山道です。
たまに集落がありますが、基本は山の中なので時折圏外になります。
ずっと圏外だとやばいなと思いながら走っていましたがそんな事はありませんでした。
祓川温泉に立ち寄り
山の中にポツンとある温泉に立ち寄りです。
キャンプ地からも比較的近くなのでちょうどよく寄ることが出来ました。
今日は山登りばかりだったので温泉はかなり助かります。
入浴方法なのですが
券売機があるので入浴券を買います。
そしたら従業員さんがいるので、浴室へ案内してくれます。
どうやら4つくらい浴槽のある建物があり入浴者のグループごとにたぶん案内してくれる感じです。
他の建物に他の人が入ってるぽかったんでそんな感じだと思います。
天然温泉と洗い場がありますが、シャンプーとか石鹸はないので持参しましょう。
誰もいなかったので写真を撮ってみました。かなり立派なお風呂でした。
村営?町営?的な感じと書いてありました。
とにかくオススメの温泉であることは間違いないので近くに行くことがあれば立ち寄り必須です。笑
キャンプ地に到着 悲惨の始まり
遂に今回の旅のミッションの一つの四万十川のほとりでキャンプを実行する時です。
温泉を出たあたりから気づいてはいたけど気づかないふりをしていました。
そうかなり天気が怪しくなってきていました。
到着したのも17時前だったので急いでテントを張って最悪の場合に備える様にしました。
不幸中の幸いなのですが、テントを張り終えたくらいでちょうど雨が降り出しました。
急いでバイクの荷物をテント内へ避難させてテント内へ避難です。
少ししたら止むのかなって思っていたらかなり本降りになってきました。
生肉を買ったから焼かないといけないではいですか。。
ブルーシートがあったので原付のミラーにくくりつけて無理やり低めの屋根を作ってその下でジュニアバーナーにフライパンをのせて肉を焼いて食べました。
想像では大自然の中で月や星明りをもとに焼肉をする予定だったのにびしょびしょになりながらかがんで急いで焼肉を食べるはめになるとは。。
これも旅の思い出です。笑
この日は徳島方面から関西に向けて台風が通過する日だったのでその影響をもろに受けた形です。
20時くらいから土砂降りの雨になりひたすらテント内で浸水しないことを祈りながら横になっていました。
その日はさっさと寝て次の日に備えました。
撤収
6時前に目が覚めたのですが、テントのフライシートへ雨が打ち付けられる音はなっています。
雨の中の撤収はさすがにきついので、弱くなるのをまっていました。
結局8時前に雨が止んだのでその時に一気に撤収作業をしました。
8時半にはすべてをバイクに積み終わったので、トイレで歯磨きをしてキャンプ場を後にしました。
楽しみしていたキャンプが想像とは違う形になりました。
これも旅の醍醐味なので良い思い出になりました。笑
また四万十キャンプはチャレンジしてみたいです。
つづく
原付で四国一周の一人旅 ①京都~福山【四国一周のスタートを目指す】
原付で四国一周の一人旅【しまなみ海道横断】 ②福山から松山へ