原付で四国一周の一人旅④【4日目 走行距離350キロオーバー】四万十~徳島

バイク旅

原付(アドレス110)で四国一周を目指しだして4日目が過ぎました。

この旅で一番がっばった日でもありました。

走行距離が今回の旅での最長の350キロオーバーとなりました。

走行がメインの日程になったので観光はボチボチな感じの一日になりました。

そもそも本来は高知市内に泊まる予定やったんですが、高知市だけホテルに空きがなくてあってもビジホで1泊3万円とか意味不明な価格だったので徳島まで行くことになりました。

四万十川を見に行く

前日はキャンプだったのでテントの撤収をして8時半くらいに出発しました。

本当は6時くらいに起きて準備して出発する予定でしたが、雨のせいで撤収が遅れてしまいました。

雨がまたまた降りだしそうだったのでレインコートを着込んだのと、この旅のために買ったニューアイテムのレインシューズカバーを買ったので初装着です。

しっかり防水してくれて良かったのですが、9月の昼には少し蒸せて暑かったです。

前日の大雨の影で四万十川は増水しているし、山道は落ち葉や枝なんかが散乱してけっこう危険でした。車だったら普通い傷つきそうな感じだったのでバイクで良かったです。

40分くらいゆっくり走って有名そうな佐田沈下橋まで行きました。

上の写真なんですが、本来は綺麗なところなんだと思います。

水の色がエメラルドで不思議な川でした。

私が行った時はかなり増水していて全くおだやかな四万十川ではなかったですが。。

 

ガソリン給油のため四万十市へ立ち寄り

四万十川を見てせっかくなので四万十市へ立ち寄りました。

ガソリンも少し減っていたので給油するにも街であればガソリンスタンドがあると思ったので。

四万十市の市街地周辺に入ったところでお城が見えたのでとりあえず立ち寄りです。

お城というより資料館って感じの中身でしたが、親切な係の方もいて十分楽しめました。

ただあまり時間が無かったので足早にあとにしましたが、四万十市の前身の中村市は京都から落ちてきた一條家が治めていたとのことで京都から出発した自分としては繋がりがあるもんだなって勝手に思ったのでした。

四万十市から高知までは同じ県といえどけっこうな距離があります。

なので四万十市でガソリンを満タンにして出発です。

優しい店員さんでキャンプで出たごみを捨てさせてくれました。マジで助かりました。

時間もけっこう良い時間になっていて11時過ぎくらいに四万十を後にしました。

 

昼ご飯を食べに高知市へ

同じ高知県内で横長の件なので結構な走行距離です。

距離にして100キロちょいで、時間にしたら2時間半ちょい。

なんとかお昼どきには着きそうです。

高知市ではカツオを食いたい!と思っていたので昼には到着をするように頑張って走っていきます。

観光地へ行けば観光客向けの割高だけど名物が食えるだろうということでがっかり名所で有名な『はらまや橋』を目指してレッツゴー!

とにかく海が綺麗です。山の中も走りましたが基本的には海沿いの道をひたすら走る感じなので良いツーリングコースって感じです。

須崎市から土佐市あたりでそこそこ街に近づいてきたなって感じになります。

高知市へ入るとひさびさの都会感があって少しほっとしました。笑

地方も良いけど、交通量がそこそこあって人もいるところに出ると安心感があります。

信号も多いので市内に入ってからは時間が少しかかりましたが、無事にはりまや橋周辺の駐輪場へバイクを停めることが出来ました。

あとはカツオの食えるところを探すだけです。

歩いて散策をして見つけたのが『とさ市場』

ザ観光店って感じではありましたがせっかくなので良いでしょう。笑

『藁焼き タタキ定食』1,480円

想像通りのカツオのたたき食べれて良かったです。

観光店って感じで美味いけど。。。フツーって感じでした。

お腹は膨れたので満足です。

本当はこのあとに高知城を観光して市内をふらふらする予定でしたが。。

高知市内のホテル予約が取れなかったので、本日中に徳島まで行かないといけないのでこのまま再出発です。

 

四国の先っぽ室戸岬へ

四国の下の方で突き出た半島の先っぽの岬『室戸岬』を目指して昼休憩後に向かいます。

高知市からけっこうな距離でこの移動は今回の旅の中でけっこう長いなーって思う移動でした。

高知市内の交通量が多いのとしばらく田舎道の単線を走ることになるので思いのほかゆっくり走ったので時間が掛かりました。

この日は台風が紀伊半島の方にいて風が強くて海の波が地味に道路の方へきて少しづつ顔に掛かるというビミョーにダルイ状態で疲れました。

そんなこんなでなんとか室戸岬に到着をしたら待っていたのは!

思いのほか感動もなく岬だなって感じでした。笑。

とりあえず散策をしてみて海沿いに出れるところがあったのですが、波がかなり高くてゴーって音が常になっていて怖いなーって思ったのでさっさと後にしました。笑

 

今日の宿泊地の徳島へラストスパート

キャンプ空けで朝から走りまくって日が沈み始めて寒くなってきた今から120キロオーバーの道のりです。

今回の旅で最大の試練でした。笑

しんどいこともありきで旅だと思っているので醍醐味だなって思いながら行くしかないわけです。

とにかく海沿いはサーファーの多いことなんのその。

台風が去った後と近くに新たな台風がいるこの状況はサーファーにとってはベストコンディションなのかもしれません。知らんけど。。

印象としてこんな暗くなってきているのに怖くないんかな~って凄く思いました。

とりあえずひたすら半島の東側を走ります。

完全に真っ暗になってしまってかつガソリンも高知市内で入れてから入れていないので半分以下になってしまったので、少し不安になってきたので海陽町で見つけたガソリンスタンドで給油をしました。

ここから先は長いなーっていうのと寒くなってきたのでローソンでホットコーヒーを飲みながら一休みです。こういう休憩はマジで大事だと思います。

10分くらい休憩をして再出発です。

ずーっと海の街って感じの道でしたが、途中から山道に変わりました。

高速の入り口の旅に自動車はそちらに入っていくので、真っ暗な山道を一人で走らないと行けなくなってきました。

愛車のアドレス110に装着している楽天で3000円の中華製のLEDヘッドライトとアマゾンで買った2個で900円の爆光54連LEDポジションライトを持ってしても先があまり見えないほどの暗闇です。

そんな山道を50キロくらいでさっそうと走っていたところ。。

急に目の前3メートルくらいに小さな何かが横切りました!!

そうウリボーです。

完全に終わった。。

最悪の場合動けなくなったら詰みだなってことが

頭に0.001秒くらいでよぎりました。

ただ幸いにもウリボーが全力ダッシュで思いのほか早く走り抜けたこと。

後ろから二匹目や親のイノシシがいなかったこと。

こちらのスピードが制限速度をきっちり守っていたこと

によりスレッスレでぶつからずに済みました。

この時はかなり心臓バクバクでした。

ココからはお察しの通り

40キロくらいでゆっくり山道を走り抜けていくのでした。

だんだん空も街の明かりで明るくなり、交通量も増えだして今日のゴールが近いんだなって思い少しほっとしてきました。

繁華街からほど近いホテルへ

 

徳島の繁華街で晩御飯

徳島には繁華街があります。

いかにも地方の歓楽街って雰囲気なんですが、いがいと栄えているなって感じでした。

徳島ラーメンの『東大本店』がある辺りが歓楽街です。

ざっくりいうと、夜のお店各種と飲食店などが乱立している感じです。

この辺がコレ系かぁ~って感じじゃなくて、一定の範囲に色んな店がいろんなとこにある感じでした。

ただ歩いている人の年齢層はけっこう高めで50~60代がメインな街なんかなって思いました。

そんなお店を見ながら私は徳島ラーメンを食いに行きました。

『らーめん藤丸』

あえての東大ではなくてこの店をチョイスしてみました。

徳島ラーメンって感じで旨かったです。

特に疲れた日にこの高カロリーラーメンは最強です。

ガッツリ食べて疲れていたのでさっさとホテルに帰って爆睡をした一日でした。

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