奄美大島へ行ってみたいけど何があるんだろう思う人も多いと思います。
実際に私も３４年間生きてきた中で全国各地へ出張や旅行に行きましたが、奄美大島という名前こそ知ってたものの行ったことはありませんでした。
そんな中でたまたまピーチ航空のセールで関西国際空港から奄美大島の飛行機代がなんと往復6800円で取れそうだったので何も考えずに予約しました。
男一匹ノープランの一人旅にはなりましたが予算も少なく満足のいく奄美大島旅行になったので
『どんな所？』
『何ができる？』
『見どころは？』
みたいな話を私が感じたことをまとめていますので、これから奄美大島旅行へ行こうと思っている人は参考にしてください。
奄美大島はどんな島？
奄美大島はどこにあってどんな島なのかを知っておいた方がより行ったときに楽しめると思います。
なので一番最初に基礎知識的なものをまとめておきます。
奄美大島の場所
奄美大島は九州の鹿児島県にある島で、沖縄と鹿児島の間にある奄美群島の中の一つです。
奄美大島へ行くには飛行機か船を使っていく必要があります。
船旅が好きとか飛行機が怖いとかでなければ普通に飛行機で行くのが良いんじゃないかと思います。
LCCも乗り入れているので安価な価格で行くことが出来るのもかなり魅力です。
関西国際空港（大阪）からは１時間４０分くらいで到着します。
国内にしては結構長い方のフライトですね。
寝てれば一瞬ですけど(^^♪
奄美大島はこんな島
奄美大島は自然豊かで海に美しいブルーの海に囲まれた大きな島です。
東洋のガラパゴスなんて言われるくらい未だに自然が多く残り開発もほとんどされていません。
黒砂糖が有名でかりんとうも名産品であります。
歴史的には日本（薩摩）と沖縄（琉球）の間という地理的なことからも翻弄された歴史もあります。
魅力あふれる島であることには違いありません。
ただしガラパゴスというだけあって何もないということは先に言っておきます。笑
イメージ的にはそこまで大きな島って感じではないかもですが、実際に私も行くまではそこまでデカくないだろうと思っていましたがかなり大きな島です。
関西の人だと馴染みがあると思いますが淡路島より余裕でデカいです。
日本の島の大きさ
ちなみ順位は
島ってくくりなら
1位 沖縄本島（1,206.98㎢）
２位 佐渡島（854.84㎢）
3位 奄美大島（712.35㎢）
４位 対馬（696.47㎢）
５位 淡路島（592.51㎢）
※本州・四国・九州・北海道と択捉・国後を除いたランキング
奄美大島の一人旅はおすすめ？
結論から言うとけっこうおすすめです。
３か月に２回くらい有休を使っていろんなところに基本的に一人で旅行をしています。（寂しいやつやん笑）
そんな中でも奄美大島は男一人でも十分楽しめました。
飛行機には一人で来ているなーって人も1/4くらいは居たので友達とっていうよりは、家族（小さな子連れ）やカップルや一人で行くのが良いと思います。
島には遊びというとアクティビティ（スキューバダイビングやカヌーなんか）くらいしかないので、基本はビーチでのんびりや山の中を散策することがメインになると思います。
高校生のグループや大学生だと少し退屈かもしれません。←沖縄のほうが向いてる
【こんな人はおススメ】
・自然が好き
マングローブやビーチがあり散策しまくれます。
・自然の景色を無限に見ていられる
ビーチで日が沈むまでボーっとしてるくらいしかすることが無い笑
・旨いもんが食いたい
個人的にはけっこう食事は旨かったです
・お酒が好き（私は吞めません）
九州ということもあり焼酎や黒糖系のお酒がありました。
・車の運転が出来る（交通機関は脆弱）
レンタカー一択
【こんな人は向いてない】
・虫や動物がマジで嫌い
ほとんど山なんで・・・。
・運転が出来ない
バスは何時間に一本なんてことも多い
・都会でないとダメ
びっくりするくらい田舎です
奄美大島への旅行の予算
奄美大島へ安くで行くことが出来ます。
沖縄に行くよりかなりコスパは良いと思います。
私の今回の旅費はは2泊3日で4万円くらいでした。
関空発2泊3日（1人）
【内訳】
飛行機代（関空発） 往復7,000円
レンタカー代 3日間5,000円
ガソリン代 3,000円
ホテル（朝食付） 2泊3日10,000円
昼飯 3食 4,000円
夕食 2食 10,000円
合計 39,000円
奄美大島のグルメ
奄美大島でグルメを楽しむには観光客向けのお店がけっこう少ないので困ってしまうこと
鶏飯
奄美大島でなに喰ったらええねん？ってなると思います。
まずはコレ！とにかくコレを食いましょう！
そう『鶏飯（ケイハン）』を食べましょう(^^)/
私は一番有名なお店の『ひさ倉』で食べました。
店内は広くて清潔感がありメニューもシンプルなので注文もしやすくて初めての奄美飯を頂くには最高です。
普通においしくてハマってしまう味でした。
鳥のだし茶漬けで鳥の乾燥した細かいのやシイタケや錦糸卵などの具材をのして頂く郷土料理です。
シンプルなのですが美味しいので絶対に奄美に行ったら食べるようにしましょう。
魚料理
海に囲まれた島ということもあり海鮮料理も新鮮で美味しかったです。
瀬戸内町（奄美大島南部）で私は海鮮丼を食べました。
けっこうなボリュームで昼から贅沢させてもらいました。金額は比較的安かったと思います。1,000円くらいだったんじゃないかな。店の名前も忘れましたが魚屋さん兼食堂みたいな店で3席くらいだったと思います。
ラーメン
奄美大島の名物でもなんでも無いんですが2泊3日で二回も行ってしまうくらい癖になったお店があります。
奄美大島の中心地の名瀬にあり、島唯一の繁華街からもほど近い場所にあるので飲んだ後の締めにぴったりです。
『一番軒』
鶏飯のだしをつかさっぱりとした醤油ラーメンです。すごく優しい味でおなか一杯でもいけちゃうやつです。
ぜひ小腹が空いたり、飲んだ後の締めに行ってみてください。
かなりおススメです(^^♪
奄美大島の観光地
奄美大島の観光地はそこそこあります。
一日では回り切れないです。（島がデカすぎて移動時間的に厳しい）
基本的には自然を見るか自然の中のアクティビティを楽しむかになると思います。
特に私は奄美大島を回ってみて感動したスポットをまとめておきます。
あやまる岬
空港からほど近い場所にある絶景スポットです。
奄美大島に到着をして初めて訪れた場所なのでかなり印象に残っていますが、こんなにも海って青いんだと感動した場所です。そして奄美大島が好きになった場所でもあります。
到着して天気が良ければぜひ行ってほしい場所です。私が行ったときはあいにくの雲りでした。（写真の通り）
大浜海浜公園
オーシャンビューが楽しめる海水浴場です。
見渡す限りの水平線で夕日がかなりきれいです。
名瀬からもそこまで遠くないので車で夕飯前に夕日を見に行くだけでも十分価値があると思います。私は日没時間を間違えて3時間くらい浜辺で海を眺めてました。笑
ホノシシ海岸
入り組んだ海岸で石がまん丸に削られて波の満ち引きのたびにカラカラって音がする海岸です。
想像している2.5倍くらいの音量でカラカラ聞こえます。
あんまり人気はなさそうでしたが個人的には神秘的で好きです。ただしハブ注意の看板があちこちにあったのでビビりながら海岸まで行きました。笑
住用のマングローブ
東洋のガラパゴスと言われるだけあってマングローブだってあります。
というより奄美大島へ行って思ったのが海沿いよりも山や森の中を車で走ることが多くあまり島にいる感じがしませんでした。
歩くことも出来ますし、カヌーに乗ることも出来ます。
私は特にアクティビティをする気がなかったので歩いて展望台へ行きましたが、カヌーでマングローブの中を流れる川を進んでいるのは楽しそうでした。家族や友人と行く人は参加すればいい思い出になると思います。
鹿児島奄美パーク
奄美大島の中で数少ない観光施設になります。
奄美大島の歴史を知ることのできる施設となっていて個人的には歴史が好きなのでお気に入りです。
また美術館も併設されているので芸術に興味のある人には良いんじゃないかと思います。奄美大島は美しい島ではありますが悲しい歴史も背負っていることを知るために初日に訪れれば観光をして回る上でも良いかもしれません。
奄美大島の中心地
奄美大島は大きな島ですが大きな街は『名瀬』のみなります。
名瀬市は島の中心辺りに位置していて空港から車で４０分くらい走れば着きます。この時点でかなりデカい島だと感じます。
名瀬市は一番栄えている街ということもあり銀行や大き目の郵便局にそこそこ大きめのイオンもあります。
宿泊するならココ
名瀬市の一番の繁華街の『やんご通り』近くがおススメ。
繁華街も名瀬市にありホテルや飲食店にスナックなんかもあるので非常に便利です。
『屋仁川通り』 通称『やんご通り』が奄美大島最大の繁華街です。
最大といえど端から端は見えています。10分くらいで通り抜けることが出来ます。
車がないと不便な島なので、お酒を飲むという人は特にやんご通り近くであればお酒を飲みに行って歩いてホテルに帰れるほうがいいですよね。ちなみ私が止まったホテルは新しくて大浴場の付いたビジネスホテルに泊まりました。清潔感もありかなり満足のいくホテルでした。
朝食には鶏飯もあり現地の食事を出来るので良かったです。
じゃらんで予約して一泊5,000円くらいだったのでコスパは◎でした。
ホテル名は『ホテルニュー奄美』というところに宿泊しました。
最後に
大浜海浜公園の夕日（あいにくの曇りでした）
奄美大島は非常に魅力あふれる島でした。
ただガッツリ観光をする場所ではなく自然の中でゆったりと過ごすといったところなんだと思います。
観光ガイドブックを見てもなかなか情報が無いのは奄美大島は良い意味でも悪い意味でも観光地化されていないからだと思います。
行く前は浜辺のカフェでコーヒーでも飲もうかと考えていましたが、海が見えるカフェを見つけることが出来ないくらい観光客向けにされていません。
沖縄であらば浜辺という浜辺はカフェやレストランで埋め尽くされていると思いますが（言い過ぎか笑）奄美大島では観光客向けのお店は少ないです。
少し大人な落ち着いた旅行先として抜群な場所といえるでしょう。
また近いうちに奄美大島へ行きたいと思います。
次回は喜界島や徳之島への移動も視野に入れて長期での旅をしようと考えるだけでワクワクしちゃいます(^^♪
